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2009/07/01

なんくるなく、ない—沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか

Nannkuru20090613_

「なんくるなく、ない—沖縄(ちょっとだけ奄美)旅の日記ほか」★★★★☆
よしもと ばなな (著)




「なんくるない」を読んだ2006年、今のわたしから見てもかわいそうなくらいそのときのわたしは「なんくるなく、ない」状態だった。

「なんくるない」感想
http://wpg.cocolog-nifty.com/blog/2006/12/post_9400.html

まぶいをどっかに落としたままになっていたんだと思う。

でも、沖縄の海に浸かって、わたしは変わった。




  ちょっとした事故などで
  ほんとうにびっくりして
  ぼうっとなってしまうことを
  「まぶいを落とした」と言うそうだ。
  まぶい、は魂のことである。
  子供はまぶいが抜けやすいので、
  転んだり事故にあったり、
  驚いたことのあった場所に行って、
  まぶいを取り戻すというのは、
  あたりまえのことだそうだ。
  大人になってもあまりにびっくりすると、
  みんな普通に胸のところを手でたたいて
  「まぶやー、まぶやー、うーてくーよー」
  とまぶいを呼び戻すそうである。
  すごく納得が行く。
  大学時代を東京で過ごした学さんがなにげなく
  「大和にはまぶいの抜けたままの人がいっぱいいて驚いた」
  と言った。
  その表現は私の心をノックアウトした。




内容(「BOOK」データベースより)
1999年、はじめて旅した沖縄に恋をして—以来、波照間、石垣、そして、奄美大島まで。
やんばるの森のうっとりとする濃い美しさに魅せられ、炎天下のさとうきび畑で、失われた日本人の心を思う。
目に見えないものの力がとても強いあの島での、決して色あせることない思い出を、旅の仲間「おじぃ」こと垂見健吾氏の写真と、
原マスミ氏のイラストでおくる沖縄紀行。

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