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2009/07/06

センセイの鞄

Sensei20090613_

「センセイの鞄 」★★★★★
川上 弘美 (著)




すごく、今のわたしと波長が合う物語でした。

日常を、静かに、淡々と、味わい尽くす

この生き方が最近のわたしのマイブームなのですが、先日、最近知り合った20代前半の男の子に「手をたたいて笑うほど大笑い
をしたことがあるのか」と問われ、びっくりしてしまいました。
そんなに感情を表に出せないように見られていることが、ちょっぴりショックで、ちょっぴり新鮮でした。

ツキコさんと、センセイ

居酒屋で偶然再会したセンセイはおじいちゃんで、名前すら覚えていなかった。
だから「センセイ」と呼んだ。

40歳手前のツキコさんと、ツキコさんの30歳上のセンセイ

酒の肴の好みが同じで、センセイの前ではわがままなこどもになる。
静かにじわじわと内側からあたたまっていく、少しずつ、好きになる。

この本は一生手元に置いておこう。




  年齢と、それにあいふさわしい言動。
  小島孝の時間は均等に流れ、
  小島孝のからだも心も均等に成長した。
  いっぽうのわたしは、
  たぶん、
  いまだきちんとした「大人」になっていない。
  小学校のころ、
  わたしはずいぶんと大人だった。
  しかし、
  中学、高校、と時間が進むにつれて、
  はんたいに大人でなくなっていった。
  さらに時間がたつと、
  すっかり子供じみた人間になってしまった。
  時間と仲よくできない質なのかもしれない。




内容(「BOOK」データベースより)
「センセイ」とわたしが、過ごした、あわあわと、そして色濃く流れゆく日々。

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