三島由紀夫レター教室

「三島由紀夫レター教室 」★★★★★
三島 由紀夫 (著)
村上春樹 の「中国行きのスロウ・ボート」に収録されている「カンガルー通信」ではじめて手紙の文面だけで完結された小説を読んだ。
非常に面白く、もっと手紙を題材にした小説を読みたいと思い、この本を手に取った。
この「三島由紀夫レター教室 」は氷ママ子(四十五歳)英語塾経営者、山トビ夫(四十五歳)有名な服飾デザイナー、空ミツ子(二十歳)
氷ママ子の英語塾のかつての生徒、炎タケル(二十三歳)演出家の卵、丸トラ一(二十五歳)空ミツ子の従兄、の五人の登場人物が手紙を
出し合うもので、手紙形式だけで完結されている。
五人の心情を見事に扱う三島由紀夫氏には舌を巻く。
内容(「BOOK」データベースより)
職業も年齢も異なる5人の登場人物が繰りひろげるさまざまな出来事をすべて手紙形式で表現した異色小説。
恋したりフラレたり、金を借りたり断わられたり、あざけり合ったり、憎み合ったりと、もつれた糸がこんがらかって…。
山本容子のオシヤレな挿画を添えて、手紙を書くのが苦手なあなたに贈る枠な文例集。
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